歌と世界
水道橋博士、まじでナイスガッツ
『ひとつだけ』は元々ボクの一番好きな曲。「♪離れているときでもワタシのことわすれないで欲しいのよ。ねぇ おねがい!」能年×篠原、今更ながらこんな可愛いくて切ない歌ってないよ。https://t.co/MSxDnmahQH
— 水道橋博士 (@s_hakase) 2016年6月26日
能年ちゃん。。。本当に海が似合う女優。海の底で息しているような、絶対に私とは重なることのない線で生きている人。星新一の「月の光」の女の子という生物とか、人魚姫とか。あ、海月姫か。ははは。
捕まえてきた蟷螂を虫かごにつめ、午後になって思い出して覗くと死んでいた。野生の不安定な命。命の危うさに惹かれる。人間らしく生きようとすれば、外の世界とぶつかる。そして修正していかなければならない。なんと嫌な社会。
GOMESSくん。静岡出身のラッパー。経験した怒りと悲しみを歌う。人から馬鹿にされる、無視される。世界のすべてが懐疑的に思え、自分をも否定したい。語り部みたいだ。自分の記憶と心を削り、歌う。歌わされている。怒ることで、世界が繋がった。
ひとつだけ。黄金伝説で能年ちゃんが清志朗の真似して熱唱してた。
離れているときでも
ぼくのこと 忘れないでいてほしいの
ねえ おねがい
悲しい気分の時も
ぼくのこと すぐに呼び出してほしいの
ねえ おねがい
能年ちゃんも歌わされているんだ。不器用に世界と繋がろうとして。