400字の生活

とある大学生の日記

すこし愛して、ながく愛して。

 

 すこし愛して、ながく愛して。

大原麗子さんが出演したサントリーレッドのCMのキャッチコピー。1977年、博報堂の藤井達郎さんによって書かれた秀逸な一文である。(Wikipedia情報)

 

一途に愛しても振り向いてくれない、それどころか粗末に扱う恋人に向けた小さな訴え。これが、こんだけ愛してるのに!愛してよ!となると趣きがない。全然愛想を振り向いてくれない相手だが、「それでもいいから、一緒にいてよ」という健気な思い。少し依存している感は否めない。

 

彼女から連絡がない。既読スルー。今月は私の誕生日だったが、一度しか会えず、しかも誕生日プレゼントはない。めんどくさくなって、別れを切り出す人だから私は正気でいられない。

 

 すこし愛して、ながく愛して。

正直別れの気配を感じながらも、それだけは避けたい。彼女が好きで仕方なく依存しているからに他ならない訳だが。この先に果たして幸福があるのかは分らない。が、愛したいのだ。だからちょっとでいい、LINEを返事するくらいの愛で私の側にしばらくいてくれないかな(趣きゼロ)