400字の生活

とある大学生の日記

夜の想い

 

 好きな人の前では格好つけたい。カッコイイと思われたい。何もおかしくない普通の感覚である。だけど、好きでもなんでもない人の前ではどうだろう。家族にオナラの音を聞かれてもどうってことないし、臭いを嗅がれてクサって言われても「はあ、そうですか」って開き直れる。

 

 私の彼女。どうやら私より好きな人がいるようで、その人に恋焦がれて眠れない夜を過ごしている。しかしながら、私と会話していると22時くらいには眠くなるそうだ。おやすみなんて早々に切り上げて、夢の世界へ行ってしまう。

 

 ツタヤのDVDを借りに行った。出来れば片思いのまま成就しないような映画が良い。全然なかった。純愛とか一途な思いとか今の私には嘘くさく思える。現実は誰しも何か邪なものを持ちながら付き合っているんだ、多分。

 

 ラムちゃんみたいに浮気されても、ダーリン愛してるっチャなんて言ってられない。私だって大切に扱われたい。じゃないと、「はあ、そうですか」って去るからネ。